ビジネスモデルジェレーション再読を終えて

予定は6月10日だったが、今日再読を終えた。読後感を一言でまとめると以下のようになる。

1.ビジネスモデルづくりは革新的ビジネスモデルをつくる「冒険」の旅である。革新的なものを創るためには旅の「不確実性」に耐えるタフで、旺盛な探究心が求められる。

2.ビジネスモデルキャンバスはビジネスモデルの構成要素と相互関係を「見える化」した。素晴らしく、かつ強力なツールだ。

3.この本は読む本ではなく、実践するための指南書だ。武術と同じで、日々の稽古、修行が欠かせない。

4.ビジネスモデルキャンバスは社員に自分達の未来を描かせ、今日の仕事に喜びをもたらすものである。

5.プロトタイピングは実践のために第一歩。ナプキンのスケッチと詳細なキャンバスを

とにかくドンドン作ってみることが大事だ。それがビジネスモデル的思考力を培う。

6.武道も芸術の守破離の世界。訳者の小山龍介氏が言うようにここにあるのは基本であり、そこからの応用は読者に委ねられている。

7.ビジネスモデルの研究と実践は、一人で進めるより、同じ思い、目標を持った人達、チームでワークショップ方式で進めるのは良いのではないだろうか、多様性とスピードアップが期待できる。

8.私自身、現在3つのテーマについてビジネスモデルのデザインに取り掛かっている。

出来上がったら、弊社のHPで公開する予定だ。オープンイノベーション的な展開を期待して。

一言が長くなってしまった。それにしても今迄このような本は無かったように思う。この

本自体がビジネスモデル的本なのだ。