地産都消のビジネスモデル
静岡県の南伊豆に位置する河津の6次化活動にかかわり、東京で南伊豆の農産物を加工して、東京の各地で開催されているマルシェで販売活動をされているFさん、Hさんとフェースブックで友だちになり、先日丸の内の行幸マルシェでお2人にお会いした。まさにフェースブックが取り持つ縁ということになる。私も以前、河津の旅館と関わりがあり、春の河津桜の頃、訪問したことがある。菜の花畑を見た時、なぜか日本の原風景を見たような気がした。FさんとHさんは河津で「海・里山こどもプロジェクト」を運営されているとのことなので、機会をつくって是非訪問したいと思っている。お2人の取り組みは河津の農産物を加工して東京で販売する、つまり「地産⇒都消」だ。私が以前考えたビジネスモデルは都市住民が地方に出かけていってそこで消費する、というものでそこに行かなければ味わえないもの、を売り物にしていた。そして旅館だけでなく、地域で都会の住民をもてなすという発想だった。「都民⇒地産消」ということだった。今後は「地産⇒都消」も「都民⇒地産消」も一体のものとして考えていくのが良いのかもしれない。