国産のエゴマ油の販売戦略
エゴマ油について情報収集をしている。まず近くの駅前のマルイに行った。KALDIという店ではエゴマ油を販売しているが、国産のエゴマ油はない。売っているのは韓国産だ。100%で145g。販売価格は1080円(税込み)。1gあたり7.5円。定員に国産のものはないか、と聞くと定員は「すみません。国産のものは扱っていないんです。ウチはリースナブルのものしか扱っていません」と答えた。言い換えれば国産のものはリーズナブルではなく、売れないということだろう。
川本エゴマの会のエゴマ油はネット価格では150gで1890円となっている。1gあたり12.6円。韓国産に比べ約1.7倍となる。現在消費者の間では国産志向が強いが、国産エゴマの何が良いのか、一般的には安全な栽培管理などが挙げられるだろうが、国産エゴマの本当の価値を明確にして作業が今後求められるのではないか、と思う。現在は供給不足が価格を引き上げている面もありそうだ。エゴマに含まれるオメガ3系のαリノレン酸は高齢化社会の認知症対策にとって福音になると期待されている。この度川本エゴマの会の皆さんとご縁があり、お手伝いすることになったので、まずはエゴマの価値化に力を入れていきたい。