働くことと身体を動かすこと

どんなに小さなことでも頭を使い、身体を動かして何事かをする、ということは実際は小さなことではないと、思わされた。今日の午前中は近くの市民病院で定期健康診断を受けた。午後仕事を入れていなかったので、腐葉土用の枯葉を集めるため、近くの公園管理事務所に行き、ストックしてあった枯葉を頂いた。去年からそのようにさせて頂いている。公園ではシニアの人達がシルバー人材だろうか、何人か作業をしている。その結果だろうか、公園はきれいに管理されている。今日の私の仕事は、公園でストックしてあった枯葉をビニール袋に入れることだった。家内と一緒に45Lの袋に詰めて、車で畑に運んだ。ジャンバーを着ての作業だったが、終るころにはうっすら汗をかいていた。その時、なぜか働くということはやはり身体を動かすことなんだ、とフッと思った。机に向って企画書をつくったり、資料を作ったりするのも勿論仕事なのだが、なぜか終った時の達成感が肉体を使った時の仕事とは違う。そして頭を使った仕事は私の場合だが、どこか観念的な、主観的な限界のようなものを感じる。一方肉体を使った仕事の場合はとても小さい場合でも確かな達成感がある。この違いは何だろうか。今日の自分のウツ的な気分はこの心地よい達成感と疲労感で幾分か解消されたようだ。