「頭がいい人」の条件が変った

クーリエ・ジャポン5月号を買った。この本を買うのは初めてだ。タイトルに惹かれ、本屋で手に取り、立ち読みした後で買うことにした。買ってじっくり読みたいと思わせる内容だ。さて「頭がいい人」の条件はどのように変ったのだろうか。

ところで自分はどのような人を頭のいい人と見ているだろうか。身近なところで探してみた。その結果、私が漠然ではあるが、そうではないかなと考えている基準を整理してみた。

1.物事の説明を理路整然と、しかも分かり易くできる

2.質問に対する反応が早く、しかもポイントを押えている

3.拡散思考と収束思考の両方がバランス良くできる

4.自分の思考軸はしっかり持っていながら、多様な意見、アイデアを俯瞰して柔軟にまとめていくことができる

5.客観的、本質的に、しかも全体的に物事を把握でき、自分の言葉で語ることができる

 

さてクーリエ・ジャポン5月号の特集に戻る。この特集は3部構成になっている。

まずイントロダクション。世界でもトップクラスの人工知能研究者松尾豊氏とサイエンス作家の竹内薫氏の特別対談。「これから必要となる「頭の良さ」とは何か?

パート1は「世界はこんな人を求めている!」

パート2は「あなたも「頭がいい人」」になれる。

詳しくはクーリエ・ジャポン5月号をお読み頂きたい。

 

読んでみた私の感想を2つに要約すると以下のようになった。「頭がいい人」とは

1.イノベーションを起こし、実現できる人

2.多様は視点、接点を持って人々をつなげ、未来に向って巻き込んでいくことができる

ところで自分は「頭がいい人か」あるいはそうではないか、また自分も頭のいい人になれるのか。そしてもう一つの問いも浮かんできた。「頭のいい人」と「賢い人」は同じなのか、あるいは違うのか、何が違うのか?