天国とはどんなところ?
聖書66巻の最初は「創世記」。「神である主は、人を取り、エデンの園に置き、そこを耕させ、またそこを守らせた」とある。私達の常識的理解では、そこは園であり、現代的に言えば田園だ。アダムは農作業に従事した。そこを守らせたとあるので、守る必要のある特別な場所だったと思われる。中国の伝説にある桃源郷のようなところか。
ところが66巻の最後、ヨハネの黙示録によると「新しい天と新しい地を見た」とあり「私はまた、聖なる都、新しいエルサレムが、・・・神のみもとを出て、天から下って来るのを見た」と書かれている。この都は長さも幅も約2200kmで、高さ64.8mの城壁で囲まれている。この都の大通りの中央を「いのちの水の川」」が流れ、その両岸には「いのちの木」があり、12種類の実が成る、と書かれている。
私の個人的好みから言えば天国は都市のようなところではなく、自然と共に生きる田園的なところであってほしい。
ところで天国は都市のようなところなのだろうか。それはどんな都市なのだろうか。なぜ都市なのか。・・・この辺でやめておこう。行ってからの楽しみにがなくなる。