言葉の怖さ
言葉の怖さを最近思い知らされた。ある仲の良いご夫婦で、一緒に仕事をしている。ところがある日、ご主人の言葉で痛く傷つけられ、「やっていられるか」という気持ちになったとのことだ。詳しいことは分からないが、ご主人もそういうつもりで言ったのではないだろうが、結果として奥さんの気持ちをいたく傷つけてしまった。難しいのは「そういうつもりで言ったのではない」ことが相手の心の中でそういうことになってしまう、というところだ。夫婦の間のことなので、いずれ謝り、話合いの時がくるだろうが、仕事の関係、友人関係の場合は、それっきり、ということになってしまうこともあるのではないか。
会話の時、自分が言った言葉に対する相手の表情を丁寧に、注意深く見る、あるいは読むことが大事になってくる。やはり会話は「顔と顔を合わせて」だ。メールとか携帯電話では相手の表情は分からない。