日本型ビジネスモデル事例研究セミナー開催のお知らせ
最近ビジネスモデルという言葉を新聞、雑誌、テレビで見たり、聞いたりする機会が
増えてきました。
現在の経済の停滞感、企業経営の閉塞感を打破するためには新しいビジネスの仕組み、
さらにはビジネスシステムのパラダイム転換が必要になってきている ― そんな危機意識が
広がってきているように思われます。
今年の2月に出版された「ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書」が
良く売れているのも、このような背景が大きく影響していると、言えるかもしれません。
どのようにビジネスモデルを創っていくのか、とても分かりやすい手引書です。しかし
この本を本当に理解し、咀嚼して、使いこなすためにはやはり自分でビジネスモデルを
つくることが大切です。そのためにはまず具体的事例を研究することが役に立ちます。
さてこれから6回に亘って開催する事例研究セミナーは以下のことを目指しています。
1.ビジネスモデルを生成し、デザインするための基本的要素について確認作業をします。
2.日本の経営風土に合った日本型ビジネスモデルとはどのような特徴を持っているのか、
またモデル生成を支える日本型イノベーションとはどのようなものか、について整理して
いきます。そして「ビジネスモデル・ジェネレーション」をテキストとして使いながら、江戸
時代の事例と現代の事例を取り上げて、探求していくことにします。
3.このセミナーは講師と参加者の皆さんとの「共創」の場です。講師のプレゼンの後、
参加者の皆さんと一緒にブレストをしたいと思います。
開催要領(第1回)
・日時 : 2012年6月28日(木) 午後6時~8時
・会場 : ちよだプラットフォームスクウエア 会議室500(5階)
・事例 : 第一回テーマ 「富山の置き薬」温故知新のビジネスモデル薬を預け、
使ったものを精算。「先用後利」のビジネスモデル。 現在ではグリコの
置き菓子、 ボーイングの置き部品としてこのビジネス モデルが活用
されています
・講師 : 阿部 義通(㈱ミヨシフロンティア 代表取締役社長)
・参加費 : 2000円
・定員 : 8名 (定員になり次第締め切ります)
(以上)